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著書紹介

「世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」」

  
 講談社+α新書 840円(本体)

(2014年 6月 20日発売)


●ダイエットブームは人体実験
●糖質犯説と脂質犯説の不毛な議論
●よみがえる「縄文式食事法」
●人類はオークとともに生きてきた
●肉食は抗生物質の大量消費
●庶民はトランス脂肪酸まみれに
●糖質制限は「カネ」がかかる
●女性の成功体験者が少ない理由
●巻き起こる医療界からの批判
●「米食低脳論」のデジャヴ

「子どもの顔みて食事はつくるな!」   
 
青春出版社 1340円(本体)

 2014年 9月 24日発売)
大人中心で考えたほうが子どものためにもいいんです。
◎ピーマン、にんじん・・・はムリして食べさせなくてOK
◎つくるなら子どものおやつより大人のおつまみ

「病気にならない夜9時からの粗食ごはん」文庫   
 青春出版社 650円(本体)(2014年 12月 10日)

遅くても食べたい、でも健康には気をつけたい-それならないを食べればいいのか?

◎フライパンで料理するならコンビニのお惣菜にしなさい
◎忙しい人はこの「調味料一つ」あればいい
◎6~7時にお菓子をとると「晩ご飯」が油っぽくなる不思議

「病気にならない夜9時からの粗食ごはん 献立レシピ」 
 青春出版社 1,180円(本体)

 (2015年 7月 24日発売)

本書の献立例
◎さっぱりじゃこちらしと潮汁
ちらし寿司はおかずいらず。おかずをつくる手間いらず。
酢の香りでごはんを食べる、昔ながらの知恵です

 

「ドラッグ食(フード)」

 春秋社 1,800円(本体)

(2015年12月15日発売)

 人はなぜ病気になるのか?

 もはや「食」は「ドラッグ」になった。ハンバーガー、カップ麺、菓子パン、スイーツ、清涼飲料水・・・。蔓延する「ドラッグ食」が私たちの心と体を狂わせる。なぜ、「やめられないのか」食依存から抜け出すには・・・

「じぶん哲学」

 ハンカチーフ・ブックス 1,400円(本体)

(2016年2月23日発売)

 

特定の健康法、食事法にアプローチするだけでは物足りないという方、すべてのことに通じる土台の部分に目を向け、自由に生き、発想するための「魔法の杖」を手に入れてみませんか?

 

http://handkerchief-books.com/product/978-4-908609-02-2/

「子どものむし歯予防は食生活がすべて」

 風涛社 1,400円(本体)

(2017年11月7日発売)

 

「歯磨きがむし歯の予防になるのだろうか?」と疑問を持った歯科医が
自分の子どもたちに歯磨きをさせない実験を試みた。
すると、むし歯ができなかった! 

そこから導き出されたのは「なに」を「どう」食べるか―。
『粗食のすすめ』で、日本の伝統食の素晴らしさを世に問い
昨今の「工業食化」に警鐘を鳴らす幕内秀夫氏とタッグを組み
食生活の見直しこそ「むし歯」をなくし、ひいては子どもの調和の取れた健康を守る。現場からのリポートと提言。すぐに始められる「実践に役立つQ&A」付。

http://fandh2.wixsite.com/fandh/blank-kdh02

 

「病気知らずの体をつくる 粗食のチカラ」

 青春出版社 950円(本体)

(2018年2月2日発売)

大人も子どもも、シンプルな食べ方が実は一番体にいい!
健康のことを考えて、好き嫌いなく、栄養バランスよく食べなければ…と日々頭を悩ませていませんか?
子どもウケのいいメニューや洋食、外食は、どうしても油や砂糖が多くなりがち。
それよりは、ごはんにみそ汁、常備食といったむしろ「手抜き」がいいのです。
時間も手間もかけずに健康になる食べ方新常識。

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「日本人のための病気にならない食べ方」

 フォレスト出版 972円(本体)

(2018年3月8日発売)

あなたの健康寿命を延ばす 読者限定無料プレゼントつき!

本書をご購入くださった方全員に、
次の無料プレゼントをご用意しています!
著者・幕内秀夫氏シークレットトーク(音声ファイル)


あなたは「情報過食症」に陥っていませんか?
本書でも書かれていますが、「情報」を取り入れすぎ、
「情報」によって何を食べるかを決め、
食べ物ではなく「情報」を食べている状態になっているのが今の日本人です。
食事とは本来、頭で考えるような、むずかしいものだったのでしょうか?
何を基準に食べることが正しいのか、
幕内氏が読者のみなさんに特別にお話しします。

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「子どもをじょうぶにする食事は時間もお金も手間もかからない」

 ブックマン社 1,200円(本体)

(2019年10月1日発売)

  子どもの食事作りに悩んでいる、すべてのお母さん必読。

「我が子がきちんと食べてくれません」

「好き嫌いが多く困っています」

「どうやったら野菜を食べてくれますか」

「ムラ食いが始まってしまいました」

「忙しくて、栄養バランスを考えるのが大変です」

・・・大丈夫。その悩み、

この本を読んだ後には解決してますよ。

いちばんわかりやすい!

全国のお母さんに、長年にわたり講演をし続けている

幕内先生からのシンプルで大切なメッセージ!

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「なぜ粗食が体にいいのか」

 帯津良一  幕内秀夫  

  三笠書房 770円(税込)

(2020年3月発売)

日本でもっとも信頼できる名医の「長生き健康法」――

私たちの食生活は、すっかり「五無の食生活」に変わってしまいました。
「国籍がない」「地方の味がない」「季節がない」「家庭の味がない」「安全性がない」――
はたして、このような食生活が豊かだと言えるでしょうか。
本書では、「本当の豊かな食生活とは何か」を提案していきます。

「豊かな風土から生まれた豊かな食生活」――それが「粗食」です!
あなたの健康を守る食生活、自然治癒力を高める食生活の一助に、
本書をご一読いただければ幸いです。

最初は「この5つ」だけでもいい!
(1)1日最低2回は「ご飯」をきちんと食べる
(2)「ジュース・牛乳」をやめて「番茶」にする
(3)たまには「五分づき米」を食べてみる
(4)菓子・酒・果物は「食べる順番」に注意する
(5)「野菜・魚は安いものを買う」と考える

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『医・食・農は微生物が支える』

​ 幕内秀夫 姫野祐子

(2021年5月18日発行・創森社)

 ―腸内細菌の働きと自然農業の教えから―

 

 人の腸内環境は、祖先が悠久のむかしから営々と築き上げてきたもの。ある意味では人は微生物と共生し、共進化の関係を続けてきたともいえる。腸内細菌叢(腸内フローラ)を豊かにすることは、農業で微生物などによって土壌を肥沃にすることに通じるものがある。人の健康も土の健康も、微生物によって支えられていることを具体的に例示。食生活の改善で腸内環境を整え、腸内細菌叢を豊かにし、有益な働きを促して健康の維持・増進に役立てることをわかりやすく手ほどきする。

『小麦粉を食べると不調になる私たち』

 アレルギーではないけど食べられないってどういうこと? 

 相川スエ 著 幕内秀夫 監修

(2023年3月15日発行・ポプラ社)

グルテン過敏症

 パンの常食をすすめられないのは、「精製糖」、「精製脂質」だらけのものを常食することが、塵も積もって大きな問題になると考えているからです。ところが、最近はわずかの期間で体調不良になっている人が増えています。写真は3月15日に発売されたものです。祖母(音楽家)、母(著者・通訳)、娘(小学校3年生)、女性三代の小麦粉との戦いの日々を漫画にしたものです。

 著者は娘さんが4歳のころ、あまりにもオナラが多いことに疑問を持ちます。本人も胃炎や胸焼け、頭痛、肌荒れ、便秘、口内炎、生理痛などで一年中悩んでいました。インターネットなどで調べると、小麦粉が原因の「グルテン過敏症」と言う言葉に出会います。30年以上も普通に食べていた小麦粉が原因だなんてありえるんだろうか。疑問を持ちながらも、試しにパンや菓子など小麦粉を含む食品を2週間止めてみました。何とわずかの期間で、娘さんのオナラはピタリと止まります。本人を苦しめていた、口内炎や胸焼け、便秘なども収まり、他の症状も軽減します。それでも、疑問を持ち、再びパンなどを食べ始めると、あっという間に症状が戻ってしまいました。

 これは明らかに、小麦粉、そこに含まれるグルテンに原因があると確信します。もしかしたら、同じように気づかずにさまざまな症状で悩んでいる人は少なくないのではないか。あくまでも、親子三代の話に過ぎませんが、多くの人に知ってもらう意味があるのではないかと考え、漫画を執筆しました。日本人と小麦粉の付き合いは最近の話ではありません。うどんや冷や麦、長野だったらお焼きもあります。ただし、今、その小麦粉は大きく変わってしまったのです。

 長野市には尊敬する歯科医師谷口威夫先生がいます。随分前になりますが、ほっとパル主催のセミナーでもお世話になっています。先生にお会いした際、何度かお土産に「お焼き」をいただきました。初めていただいたとき、手にした瞬間、その重さに驚いたことを思い出します。なぜなら、ふんわりした肉まんやあんまんをイメージしていたからです。

 と同時に材料の小麦粉は「国産」であることがわかりました。現在、日本で使用される小麦粉の約9割は輸入小麦粉になっています。市販されている小麦粉は大きく4つに分けることができます。「強力粉」、「準強力粉」、「中力粉」、「薄力粉」があります。これはそこに含まれるタンパク質(グルテン)の量で分けられています。強力粉がもっともグルテン含量が多く、主に食パンに使用されます。次に多いのが準強力粉でパンや中華麺、餃子の皮など。中力粉はうどん、もっとも少ない薄力粉は天ぷら粉、カステラ、ケーキなどに使われています。戦前(太平洋戦争)までは原則的に国産小麦100パーセントで、「うどん粉」と呼んでいたくらいですから、中力粉が中心でした。

 したがってグルテンの摂取量は多くありませんでした。現在、輸入小麦の中で、もっとも多い品種はカナダ産の小麦で、グルテン含量がもっとも多いものです。 

 同じ小麦粉でも、一昔前とはまったく違うものを口にするようになっています。

 私たちが口にする小麦は、一昔前とはまったくちがうものになっています。それだけではなく、小麦を粉にする「製粉」方法も変わりました。一粒の小麦は、大きく3つに分けることができます。胚芽、ふすま、そして胚乳です。それらすべてを粉にしたものを全粒粉と呼びます。それを篩(ふるい)にかけて、胚芽やふすまを取り除いた白い粉が小麦粉です。

 ところが最近は製粉技術の進歩により、白い胚乳部分を30から50に分けて粉にすることができるようになっています。わずか数ミリのものを、この部分は「パン用」とか「天ぷら粉用」というように分けられるようになっています。そのことによって、パンなどはよりグルテンの多い、「パン用強力粉」が登場することになっています。そのことで、一昔前には考えられないくらい白くてフワフワのパンが登場するようになっています。

 そのことで極めてグルテンの摂取量が多くなっています。おそらく、小麦や蕎麦アレルギーの人がいるように、元々グルテンの合わない人はいたんだと思います。ただ、グルテンを口にする機会が少なかったので、問題が起こす人が少なかったのでしょう。

 これだけグルテンの摂取量が増えると、気づかないだけで体調不良になっている人は意外と多いのではないかと思っています。

 ただ、最近のパンは砂糖を大量に含むため、スイーツがやめられないのと同じでやめるのが難しい大人も少なくないと思います。でも、子どもを巻き込むことだけは避けたいものです。特別な日のお楽しみ程度にしましょう。

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