『小児食生活アドバイザー』受講者の「声」
(40代・女・フリーランス栄養士・神奈川)
子ども達がまだ小さかった頃、幼稚園で幕内先生の著書に出会い、ごはんと味噌汁を基本とした食生活を送り、元氣に過ごしていました。
その後、娘が思春期に差し掛かり、バレエのサポートをしようと情報を求めても欲しい情報がほとんどありませんでした。
「ないなら自分が発信すればいい!!」とは思ったものの、何か自信がない…
そんな時に「新・小児食生活アドバイザー講座」があることを知りました。
「勉強しなおそう!」と思い、受講を決めました。
この講座では前半で8冊、後半で8冊の本を読み、レポートを書きます。
(本は受講者個々人のバックグラウンドに合わせて幕内先生がセレクトしてくださいます。)
「小児」食生活アドバイザー講座ではありますが、日本の地形や、食生活の歴史、腸内細菌、自然治癒、毒と薬、精神分野など多岐にわたる課題図書でした。
偏りのない考えを持つためです。
私は、幕内先生の考えにとても共感していましたが、「教条的になってはいけない」という言葉をもらい、レポートを書くにあたって、様々な方の考えや教えにふれました。
この講座を通して食生活だけではなく、個々人の生活や思考も含めて「その人全体」をみなければならないことを学びました。
今後も幕内先生がおっしゃっていた「大切なことをほど簡単な食生活」をお伝えするために学び続けたいと思います。
(40代・女・保育園栄養士・東京)
私は、保育園で20年以上栄養士として子供たちの食事を作っています。
ある時から、現代栄養学に疑問を持つようになり、自分なりにいろいろな本を読んだり、調べたりしました。、保育園の食事も、『今、美味しい』ものより、子どもたちの未来を考えたものに変えたいと思い、ずっともやもやとしたまま日々を送っていました。
そんな時に、この小児食生活アドバイザーの受講があると知り、迷うことなく受講を決めました。このように勉強した結果、資格をいただけると、給食を改善したいと提案した時に今までよりも信頼度が違うと思ったからです。 今までも何度も、和食にしたいことや、乳製品を減らしたいことを伝えてきましたが、一般的な範囲の中だけで、園としてあまり極端なことはできないと言われてきましたから・・・。
受講後、信念が伝わり、和食(御飯)中心の献立となり、パンは行事の時など月に1~2回程度、牛乳もおやつに少量2~3回まで減らすことが出来ました。(0にはなっていませんが・・・いつか0にしたいです。)保護者の方からも、不安の声は一切なく、むしろ喜ばれています。給食の展示のところには、認定書とともに、『栄養士が小児食生活アドバイザーの資格を持っていますので、食事の面で心配なことがありましたらいつでも相談してください。』と、掲示しています。私自身は、これで終わりではなくもっと勉強をして、知識を増やしていくために、永久資格に向けて、受講中です。
(30代・女・英語講師・神奈川県)
20代で体調をくずしてマクロビオティックを実践したところ周囲に心配されるほどやつれてしまい、幕内先生の著書や講座をきっかけに原点に戻ることができました。後に、第二子を妊娠したころ「小児食生活アドバイザー」の資格ができました。これから成長していく子供達のためにも、食についてもっと深く学びたいと考え受講しました。子育てにおける食に関する芯ができたと思います。
幕内先生は、ご自身の著書のなかで「栄養素」や「最新の研究結果」への言及をほとんどしません。本能レベルでご飯食の大切さは理解できても、知識教育に慣れた頭にとっては物足りず、本当にこれでいいのか?といった迷いも生じるのです。やはり理論的にも納得したいのです。「小児食生活アドバイザー」の講座で学ぶ書籍の数々は心理学、脳科学、味覚、地理といったあらゆるアプローチで食に迫り、はじめはおぼろげに、それがだんだんとはっきりと食の方向性を指し示してくれました。幕内先生が意識的に「栄養素」や「最新の研究結果」への言及をしないことにも納得できました。
講座を経て巷にあふれる食情報には振り回されなくなりました。ささやかながら保育園の父母の会のなかで食に関する情報発信をすることが増え、他のお母さんから相談を受けることもあります。状況は家庭によって違うにせよ、基本を押さえればお母さんも楽になって、子供も元気になるということを伝えていきたいと思います。
(30代・女・歯科衛生士・北海道)
私は、歯科衛生士です。歯科に通院する患者さんの虫歯や歯周病が、“歯磨き”だけでは治らないことに悩んでいました。小児食生活アドバイザーを受講して、“病気が治る”ということの見方が変わり、患者さんとの関わり方を考えさせられました。課題としてだされる本は、自分に必要なものを選んでもらえます。レポートの添削も一つ一つ丁寧に読んでいただけて、勉強したことが自信につながるコメントをいただけました。勉強方法としては、本を読むだけではなく、レポートにまとめて“書く”ということで、深い理解へとつながります。また、食に関係する本だけではなく、カウンセリングテクニックや病気に関するものもなど様々で、どんな本がチョイスされるのかという楽しみがあります。テキスト通りに覚えるだけの資格とは違い、“考える”という勉強です。その、“考える”ということが時に難しいこともありますが、真のアドバイザーとしてのスキルや自信につながっていると思います。
仕事だけではなく、2歳になる息子の子育てにも大いに役立っています。現在は、子育て情報が錯乱しているので、何が正しいのか?と悩まれる方も多いと思います。私はこの勉強をして、自分の芯となる考え方が一本できた気がしています。そして、色々な情報ともうまく掛け合わせて、楽しく子育てができています。私は、この認定を生かして、お母さん達の支援をすることが現在の目標です。
(40代・女・歯科助手・奈良県)
この講座を受講する前は私も色々な「食生活系」の資格にチャレンジし、とても困っていました。なぜなら… どれもその場しのぎ、テキストを見ながらの終了テストや、まるで小学校や中学校の家庭科の授業で習うような「栄養素」の勉強ばかりだったからです。幕内先生の著書を色々読ませていただいて、普段の生活に「栄養素」の計算は何も役に立たないと分かっているだけにどの講座を受けても納得がいかないものでした。
この講座の課題図書はよく巷の講座にありがちな「幕内先生の本を売る目的」ではなく、幅広いジャンルの自分が今まで手をつけた事のないような物が沢山出されます。
回数を重ねるごとに、自分の物の見方がいかに狭かったのかと思い知らされます。
いつもの当たり前の景色が違って見えてきます。
確かに、仕事を持っている方はこの課題図書をこなすのは大変だと思います。
実際に私も締め切りギリギリに飛び込む事も度々です。が。狭い視野のままでは偏った知識になりがちで独りよがりになりかねません。「教える、伝える」立場になろうとする時、一つの物事でもいろんな側面から眺める事の出来る人間になっておく必要があるのではないかと思います。是非、食生活や子供関係のお仕事に就かれている方だけでなく、人に物を「教える、伝える」職業に就かれている方には受講をお薦めします。
(60代・女・ヘルパー・東京)
親類縁者や知人に子どもが生まれると聞けば、「子どもの生活6つの提案」をコピーして配っています。講座にはまだ結びつきません。この夏那覇へ帰省した際、「何を食べたらいいかわからない」といういとこの妻の病後のやつれた姿にたいへん驚きました。胆石の術後が悪いとのこと。あれやこれや、どれかを食べると別の数値が上がるを繰り返している話。「粗食のきほん」と「夜9時からの粗食ごはん」の本を送ったところ、たいへん喜ばれ、山のような果物を送ってきました。大人ですからその後どうかとは聞いていませんが、食べるものがわからなくなるほど追い詰められてしまうことに何と辛いことと思いました。
そうはいっても、私も今ごろおにぎりのおいしさに目覚めたところです。おにぎり2個と少しのおかずを持って仕事に行きはじめ、おいしく飽きず、楽しみで、しみじみ感じるものがあります。自分の子どもが20代でアルバイトで忙しいとき、私も自営業で忙しく、菓子パンをお昼に食べていたことを思い出し、いまさらながら後悔しています。おにぎりの1個や2個誰でもつくれたはずと。提案すらしなかったことに。いま、夫は1日に3合のご飯を食べています。70歳を目前に重労働ができるのはきっとお米パワーだと思う、と話しています。私は1合半。甘いものに誘惑されては反省しながらです。
(50代・女・歯科衛生士)
子供を持つ親御さんに、上手く食の重要さを説明出来るようにと始めました。課題図書は今まで読んだ事がない本ばかりです。1度読んだだけではレポートが書けないので、最低2度読みします。其のおかげで、本の内容の理解度が高くなります。課題図書は食に関しての本だけではないので、子供の成長、心理学、食のルーツなど多岐にわたっています。不思議な事に、読んだ本の内容を、次の日には指導の中に取り入れて話す事が多いです。
歯科専門書からの一方向からのアドバイスでない指導が出来てきているのではないかと思います。
(50代・女・会社員・青森県)
私が先生を知ったのは今から約8年くらい前になるかと思います。医学が進歩しているにも関わらず、なぜ、病気は減らないのか、疑問に思っていたところ、先生の本とブログに出会いました。また、学校給食改善活動にも心をひかれていましたので、この講座を知った時は「やったー!」と思いました。しかし、もうすぐ退職年齢。迷ってはいましたが、きっと今が自分を成長させるチャンスととらえ、受講しました。飽きやすく、中途半端な私ですが、先生からの課題図書はそんな私を飽きさせることはありませんでした。次回の課題図書がとても楽しみで、夢中で読みました。中には「えっ!これって関係する本?」と思い読んでいくと、きちんと考えさせられる内容になっているのには、「お~。そうだったのか」と感動する本ばかりでした。自然、歴史、薬学や医学に関係する本は難しくて自分では選択しない題名の本もありましたが、これが主婦の私でも理解できる納得のいく本でした。とにかく、受講してみてください。そして、あなたの意見を先生にぶつけてみましょう。
(40代・女・主婦・広島県)
現在、認定継続受講中です。結婚後、体調を崩した時に、かかった病院で指導されたのが「あっさり和食(粗食)」でした。それにより体調は改善、子供も授かりました。妊娠中も出産後もそのままの食事を続け、産まれた子供にも同じものを食べさせればいいので、すごく楽です。しかし、周囲の子育て中の家庭との、食事やおやつの違いに愕然。特におやつに関しては、子供がまだ本当に小さいうちから周囲の影響を強く受けることが多く、まずは自分の子供を守りたいという思いがありました。一主婦として、同じ子育て中のお母さん達に「食」について伝えることができれば(主婦だからこそできるかも)と思い、受講を始めました。
課題図書は、食にとどまらず、医療・科学・環境・民族学・子育て・母乳などについて、専門的なもの(ちょっと難しいですが)からエッセイ・小説まで、非常に多岐にわたっています。実際に受講を始めたら、まずは自分自身が、いろいろなことを知ることができるのが面白くて、勉強すること自体を楽しんでいます。そしてそれら全てのことが繋がっているのがわかり(根っこは同じというか、一つの糸で繋がっているというか、そのような感じです)、知識は増えていくのですが軸ができて、考え方はシンプルになり、多すぎる情報・矛盾する情報の中で生活していても、迷うことはかなり少なくなりました。また、学んだことを、日々、子育てしていく中で実践・体感できるのが楽しいです。
(30代・女・歯科衛生士・静岡県)
私は歯科衛生士をやっているので子供や保護者の方と関わることがある為、食事に関して何かアドバイスできればと思ったのがきっかけで受講しました。
まず勉強になったのは、日本人にはお米が重要ということです。人の体は住んでいる土地の気候や土地柄によって、それぞれの人種の体質が違います。食事はその体質にあった物を摂ることが大切です。それが日本人にとっては小麦よりお米ということです。このことをもっと広めて昔の人々のようにごはん中心の食事に戻す必要があると思います。
私自身が今はごはん中心の食事になりました。白米ではなく五分米に変えました。それが原因かはわかりませんが、腸内環境が良くなったように思います。
他には加工品の摂取を控えたり未精製の物を摂るようになったりなど少しずつ食生活が変わってきました。
歯科医院で患者さんの食生活を聞いているとひどい食事が多々あります。まずは子供達の朝食はパンではなく、ごはんを食べるという事を進めていきたいと考えています。子供の頃の食生活が将来の食生活を決めます。砂糖や油ものが多いと虫歯も出来やすくなります。お母さん達が大変と思わない食生活を提案できるようになりたいと思っています。母乳や離乳食、自分を追い込みすぎない気持ちの持ち方など多くの事を今学んでいます。それらを活かし、歯科衛生士として口腔内と食生活の指導をしていいきたいです。